2007/12/26

高齢の患者さん

 85才:女性 身長155センチ 体重 65キロ 右足に強い関連痛と痺れを伴う腰痛、
右殿部を押さえ引きずるようにして歩いている。 総合病院の整形外科に通院しているが、骨粗鬆症、腰椎3番圧迫骨折、と診断された、一年たっても症状に変化が見られず、息子さんのすすめで来院。
 協力をいただいている病院に再検査を依頼、結果は骨粗鬆症(軽度)、圧迫骨折も確認、右椎間関節症を確認。との診断をいただきました。
 
カイロプラクティック検査では骨盤の不安定、椎間関節の隣接障害(椎間関節症)、右中臀筋の弱化、同側梨状筋のトリガーポイント、高齢なのでその他の筋力検査は患者さんの負担が大きいので制限。 

 治療方針として出来るだけ小さな刺激でできる方法(アクチベーター)を中心にする。 アクチベーターの治療を一日おきに4回治療すると腰の痛みはだいぶ改善が見られ、治療をアップライドキネシオロジー中心に変更、骨盤の問題をひとつずつ治療していくと(3回)で腰痛改善、筋肉に対しての治療を積極的に始める、 このころから患者さんは右足を引きずることなく歩くようになってきていて、改善への希望を持ち始め表情もにこやかになってきました、 私たちがこの仕事をしていて一番うれしい時です。
 その後も治療を続け、15回の治療で右足に少し痺れが残るものの痛み改善し、正常の歩行も出来るようになり、毎朝散歩が出来るようにまでなりました。  今現在月に2回治療を続けている。
 

0 件のコメント: